国立研究開発法人 水産研究・教育機構

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木宮隆リーダーが、日本水産学会の令和7年度水産学技術賞を受賞

掲載日:2026年 4月 7日

 

開発調査センター漁業第二グループの木宮 隆リーダーが,日本水産学会の令和7年度水産学技術賞を受賞しました。受賞題目等は以下の通りです。

 

受賞者の画像

2026年3月27日に行われた令和8年度日本水産学会春季大会授賞式で表彰されました。

(右:木宮リーダー,左:木村優輝氏)

受賞題目

センシング技術を活用した魚介類選別の自動化・見える化技術の開発

受賞者

木宮 隆(開発調査センター漁業第二グループ)
木村優輝(青森県産業技術センター食品総合研究所)

受賞日

2026年3月27日

受賞理由

水産業の現場では,魚介類の品質を人の感覚で判断することが多く、機械で自動的に選別するのは難しいとされてきました。しかし、各地域での水産物のブランド化や海外へ輸出が盛んになる中で、品質をすばやく、なおかつ魚介類を傷つけずに評価する技術が強く求められていました。木宮リーダーと木村氏は、果物の糖度測定などに使われている近赤外分光法に着目し、その応用研究を進めた結果、魚の品質として重要な脂の乗りや鮮度を評価できること、生の魚と解凍した魚、また解凍の状態を見分けられることを明らかにしました。それらの研究成果を実際の水産業の現場で活用できるよう、水産加工場で連続的に測定できる装置や、漁船や市場などで一尾ずつ測定できる装置を開発しました。さらに、画像を使ったセンシング技術と組み合わせることで、自動的に魚を選別するシステムを作り、漁獲された魚介類の情報を分かりやすく「見える化」できることを実証しました。これらの取り組みは、研究成果を実際の現場で役立つ形に結びつけた点で高く評価され、水産業における自動化やデータ活用を進める大きな一歩となることから、水産学技術賞にふさわしいと認められました。