米崎史郎 部長が水産海洋学会宇田賞を受賞
掲載日:2026年4月1日
水産資源研究所 水産資源研究センター 社会・生態系システム部の米崎史郎 部長が,水産海洋学会より第31回宇田賞を受賞しました。授賞式は2026年3月21日(土)東京海洋大学白鷹館にて執り行われ,また2026年11月中旬に開催予定の2026年度水産海洋学会研究発表大会にて受賞記念講演が行われます。
受賞者
米崎 史郎(水産資源研究所 水産資源研究センター 社会・生態系システム部 部長)
受賞題目
漁業および調査データを活用した漁業生態系に関する研究
受賞理由
米崎史郎氏は,高次捕食者の生態調査を端緒として,漁業を含む海洋生態系全体を対象とした研究に一貫して取り組んできました。特に水産業が社会的・経済的・文化的に重要な位置を占める日本の実情を踏まえ,漁業活動を前提として生態系と資源管理を総合的に捉える「日本型の生態系に基づく漁業管理(Ecosystem-Based Fisheries Management: EBFM)」の方向性を示す先駆的な研究を行なってきました。さらに,日本型EBFMの実装に向けて,多数の研究集会やシンポジウム等の企画・立案,一般書の執筆などを通じ,分野内外における議論の活性化も主導してきました。水産海洋学会においては,理事・副会長・委員長といった要職を含む役員・委員を長年にわたり歴任するとともに,地域研究集会「海と漁業と生態系に関する研究集会」の新設や,創立60周年記念大会の実行委員長を務めるなど,学会活動の発展と活性化に顕著な貢献をしてきました。これらの功績により,水産海洋学に著しく貢献したことが高く評価されての受賞となりました。