国立研究開発法人 水産研究・教育機構

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理事長メッセージ

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 本機構は、水産分野に特化した研究開発、社会実装、人材育成を一体的に行い、世界的にもまれな国内唯一の国立機関として大きな使命と役割を担っており、国民や政府から任された役目を果たす責任を持っています。
 現在、水産業が直面している環境は、従来になく非常に速いスピードで変化しています。外部環境としては、これまで経験したことのない海洋環境の急激な変化、日本周辺の海面水温の上昇、海洋熱波の顕在化、主要魚種の不漁、藻場の衰退などが進行しています。
 また、国民の水産物に関する食習慣も徐々に変化しています。この変化は、水産現場で働く方々の収益、地域の暮らし、さらには食料安全保障に直結するものです。だからこそ、私たちはデータを正確に把握し、対策を迅速に実装するという、非常に難易度の高い研究開発が強く求められています。

 

 今回策定した中長期計画を踏まえ、機構が成し遂げるべきキーワードは
第一に、研究開発のさらなる推進
第二に、社会実装の早期実現
第三に、国内および機構内部を含めた水産関連人材の育成
第四に、機構の組織マネジメントの確立

 この四つを切れ目なく循環させていくことが重要と考えています。
水産業を取り巻く変化を踏まえ、当機構の果たすべき役割はこれまで以上に大きくなっています。変化に追われる側ではなく変化を先取りし、社会に価値を還元する組織を目指します。関係機関の皆様には、ご支援・ご協力をお願いします。

 

令和8年4月 芳野 正