2026(R08). 6.26 さんま漁船による新たな操業体制を確立するための実証試験を開始
令和8年 6月26日
国立研究開発法人 水産研究・教育機構
さんま漁船による新たな操業体制を確立するための実証試験を開始
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概要
我が国のサンマ水揚げ量は2014年の約22万トンから2025年には約6万トンへと著しく減少しています。その要因は気候変動によるサンマ資源の減少及び回遊経路の変化に伴う漁場の遠隔化とされています。漁場が沖合化するなかで大型さんま漁船は公海域で主に操業し漁獲量確保に努めていますが、往復航が長いため燃油費がかさむことや氷蔵した漁獲物の鮮度低下が課題となっています。
そこで当機構は、水産庁委託事業「漁船漁業の新たな操業体制チャレンジ実証事業」において、大型冷凍加工漁船を核とした漁業生産システムの構築に取り組んでいます。本事業では、遠距離・長期操業への対応、船上凍結による品質向上、省人化による担い手不足対策、兼業化による収益安定化など、持続可能な漁業の実現に向けた要素技術の実証を行います。
その取り組みの一環として、公海において船上での冷凍サンマ製品の生産試験を行います。大型さんま漁船3隻(第三鹿島丸、第十一光洋丸、第一〇八欣栄丸)を用いて、船上作業を省力化し、冷凍サンマ製品作成に用いる選別機の性能を評価する実証試験を7 月1日より開始します。
また、船上で製造した冷凍サンマ製品については、11月に銚子で試験販売し、流通過程の把握や市場ニーズの確認を行う予定です。
当機構では、本実証を通じて、漁業現場に求められる新たな操業モデルの確立に貢献してまいります。
出港日時:令和8年7月2日(木曜日) 午前中
出港場所:気仙沼港(宮城県気仙沼市)
詳細(PDF:246KB)