国立研究開発法人 水産研究・教育機構

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2026(R08). 5.14 全国的な環境 DNA 調査によりブラックバスの分布拡大過程を推定 ―種ごとに異なる拡大様式と人為影響を示唆―

令和8年 5月14日

大阪大谷大学

国立環境研究所

長野県諏訪湖環境研究センター

筑波大学

水産研究・教育機構

愛媛大学

松山大学

北海道大学

 

全国的な環境 DNA 調査によりブラックバスの分布拡大過程を推定

―種ごとに異なる拡大様式と人為影響を示唆―

【本研究成果のポイント】

  • 日本全国の河川・湖沼における環境DNA調査により、オオクチバス、フロリダバス、コクチバスの広域分布状況を把握するとともに、分布拡大過程を推定した。
  • 遺伝的なタイプ(ハプロタイプ)を網羅的に検出する方法により、種ごとに異なる拡大様式を推定。オオクチバスでは近距離の移植あるいは自然分散の影響が大きい一方、フロリダバスでは導入地から遠く離れた琵琶湖への積極的な移植が示唆された。
  • 近年の急激な分布拡大が注視されるコクチバスの侵入前線は、最新の行政調査と一致。環境DNA調査の高い精度が確認された。
  • 環境DNAを用いたハプロタイプ解析が、外来種の分布状況とともに、分布拡散経路や人為影響の把握に有用であることを実証。迅速な監視法として様々な外来種への応用が期待される。

ブラックバスの画像

オオクチバス(左)とコクチバス(右)

詳細(PDF:4,231KB)