国立研究開発法人 水産研究・教育機構

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水産資源研究所長挨拶

所長の画像令和8年3月に水産研究・教育機構の第6期中長期計画が定められました。水産資源に関しては、特に我が国周辺海域における海洋環境の急激な変化が資源の分布や回遊経路、成長や成熟等に影響を及ぼし、その結果、主要魚種の不漁など漁業生産に大きな影響を与えています。これまで経験したことがないような急激な環境変化の中で、水産資源の状態を精度高く適確に把握することが強く求められています。

水産資源研究センターでは、自律式観測装置や人工衛星情報等の活用や動植物プランクトン等の調査を通じて、海洋環境の変化をリアルタイムで把握できるように研究開発を進めていきます。

また、資源評価モデルの高度化、画像解析技術を活用した漁獲情報の効率的な収集、資源の迅速なモニタリングや予測に資する技術開発、生物標本の分析などを通じて、我が国周辺及び国際水域の資源評価結果の頑健性を向上させるよう研究開発を行っていきます。

さけますセンターでは、さけます類の幼稚魚、若齢魚の成長や分布、生息環境の把握、生存率の高い種苗の育成や環境特性に応じた放流技術の高度化、環境変動に強いとされる野生魚の生態や生息環境、資源への寄与等の実態解明、開発された技術の民間ふ化場等へ普及などを通じて、さけます資源の持続的利用に資する研究開発を行っていきます。

 

令和8年4月1日

水産資源研究所長

南 浩史