国立研究開発法人 水産研究・教育機構

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我が国周辺海域の主要魚種の卵(マイワシ、さば類、ブリ)、前期仔魚(マアジ)の分布マップ

 我が国の重要水産資源がどこで産卵しているかに関する情報は、資源を将来にわたって持続的に利用していくために欠かせないものです。近年は、漁業以外の産業でも我が国の排他的経済水域を利用する機運が高まっており、新たな海域利用の広がりが見込まれています。そのため、こうした利用が水産資源へ与える影響を考えるうえで、産卵海域に関する情報の重要性は一層増しています。

 水産資源調査・評価推進委託事業の共同実施機関(JV)は、資源の持続的な利用に資する資源評価のために、我が国周辺海域でプランクトンネットなどを用いた卵稚仔の採集調査を継続して実施してきました。本ページでは、その調査で得られたデータに基づき、マイワシ、さば類、マアジ、ブリの卵および仔魚の出現状況を紹介します。

 本分析で用いたデータは、マイワシ・さば類・マアジについては2015~2024年の10年間、ブリについては2022~2024年の3年間のものです。いずれも、緯度・経度30分ごとの「メッシュ」と呼ばれる区画単位で、各年に採集された卵や仔魚の記録を集計したものです。対象とした採集データは、マイワシ・さば類・ブリでは卵、マアジではふ化後数日以内の前期仔魚を用いました。

 各メッシュがどの程度産卵に利用されているかを示すため、分析対象とするメッシュは、年1回以上の調査が複数年(マイワシ・さば類・マアジは6年以上、ブリは2年以上)実施されていることを条件としました。その上で、各年の集計データにおける卵または前期仔魚の出現頻度を算出し、30%未満を藍色()、30~60%未満を水色()、60%以上をオレンジ色()で示しました。なお、上記の調査年数条件を満たさないメッシュは白抜き(□)で表示しています。

マイワシ卵(2015ー2024年 年計)

マイワシ卵の出現確率:2015~2024年の10年間について、緯度・経度30分のメッシュごとに算出しました。各メッシュで年1回以上の調査が6年以上行われている場合を対象とし、その期間に卵がどの程度の頻度で確認されたかを判定しています。出現頻度の区分は次のとおりです。

30%未満:藍色()、30~60%未満:水色()、60%以上:オレンジ色(

なお、年1回以上の調査が6年以上実施されていないメッシュについては、出現頻度を評価できないためは白抜き(□)として表示しています。

さば類(2015-2024年 年計)

さば類卵の出現確率:2015~2024年の10年間について、緯度・経度30分のメッシュごとに算出しました。各メッシュで年1回以上の調査が6年以上行われている場合を対象とし、その期間に卵がどの程度の頻度で確認されたかを判定しています。出現頻度の区分は次のとおりです。

30%未満:藍色()、30~60%未満:水色()、60%以上:オレンジ色(

なお、年1回以上の調査が6年以上実施されていないメッシュについては、出現頻度を評価できないためは白抜き(□)として表示しています。

マアジ前期仔魚(2015ー2024年 年計)

マアジ前期仔魚の出現確率:2015~2024年の10年間について、緯度・経度30分のメッシュごとに算出しました。各メッシュで年1回以上の調査が6年以上行われている場合を対象とし、その期間に前期仔魚がどの程度の頻度で確認されたかを判定しています。出現頻度の区分は次のとおりです。

30%未満:藍色()、30~60%未満:水色()、60%以上:オレンジ色(

なお、年1回以上の調査が6年以上実施されていないメッシュについては、出現頻度を評価できないためは白抜き(□)として表示しています。

ブリ卵(2022ー2024年 年計)

ブリ卵の出現確率:2022~2024年の3年間について、緯度・経度30分のメッシュごとに算出しました。各メッシュで年1回以上の調査が2年以上行われている場合を対象とし、その期間に卵がどの程度の頻度で確認されたかを判定しています。出現頻度の区分は次のとおりです。

30%未満:藍色()、30~60%未満:水色()、60%以上:オレンジ色(

なお、年1回以上の調査が2年以上実施されていないメッシュについては、出現頻度を評価できないためは白抜き(□)として表示しています