国立研究開発法人 水産研究・教育機構

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森村学園で「カツオ漁業」に関する出前授業を実施しました

 令和8年10月29日、森村学園初等部にて、本部経営企画部評価企画課の保尊主任研究員が「カツオ漁業」をテーマに出前授業を行いました。

 授業では、カツオの生態や漁法について説明しました。

 カツオの漁の方法にはどんなものがあるか質問すると、「一本釣り!」「遠洋漁業!」など、児童たちが積極的に挙手し、回答してくれました。

 漁では海鳥を目印にカツオのいる場所を探すことを説明し、海鳥レーダーでは約15~30km先、双眼鏡では約5~10km先にいる海鳥を見つけられることを紹介しました。さらに、「10kmというと森村学園からズーラシアのオカピを探す距離」と説明すると、児童たちからは「そんなに遠くにいる動物が見られるんだ!」と驚きの声が上がりました。

 また近年の漁業現場における課題として、漁業従事者の減少や労働力不足について説明し、その対策として、自動釣り機やドローンを活用した効率化の取組を紹介しましたカツオ資源を持続的に利用するための調査・研究についても説明しました。

 授業の後半では、カツオの一本釣りを模擬体験してもらいました。児童たちは約2kgのカツオ模型を使い、「重い!」「本物のカツオも釣ってみたい!」といった感想を話していました。重りを手で持つとそれほど重く感じませんが、釣り竿で持ち上げると重く感じるため、多くの児童がその違いに驚いている様子でした。また、実際の一本釣りでは約4mの竿を使用することを説明すると、漁業の大変さを実感している様子が見られました。

 最後の質問コーナーでは、「獲れた魚からマイクロプラスチックが見つかったことはありますか?」「赤潮による被害はどのくらいありますか?」など、多くの質問が寄せられ、児童たちの関心の高さがうかがえました。

 当機構では、今後もこのような出前授業を通じて、水産資源や漁業への理解を深めてもらう活動を続けてまいります。